内面塗装ドラム缶
弊社のご提供する内面塗装缶は、標準仕様として、胴溶接部の段差を圧延機により全長に渡って平滑化し、耐食性を向上させております。
溶接部の段差をなくすことにより、塗装後の性能と外観性に優れ、気密性を向上させます。
▼ 使用されている塗料詳細
- エポキシフェノール系樹脂塗料
鋼板との密着性がよく、特に耐水性、耐弱アルカリ性に優れており、ドラム缶用内面塗料として最も広く使用されています。 - フェノール系樹脂塗料
塗膜の透過性が少ないという特徴を持ち、耐溶剤製・耐弱酸性に優れています。但し、曲げ・折れに弱いため、取り扱いに注意が必要です。 * 外装色は一般ドラム缶と同じく、重金属フリー塗料もご用意しております。
▼ 内面塗装後の耐蝕試験結果
試験条件 |
浸透液 |
純水 |
0.5%酢酸
+
1%NaCl水溶液 |
クエン酸3価ナトリウム5%水溶液 |
浸透温度 |
25度C |
25度C |
25度C |
|
浸透期間 |
50日 |
50日 |
50日 |
|
段差なし(弊社品) |
◎ |
◎ |
◎ |
|
段差あり(従来品) |
○ |
△ |
△ |
◎ : 溶接部に発錆なし
○ : 溶接部に微少の点錆を確認
△ : 溶接部に線状の錆を確認
pagetop